[千品山林社]

山の歴史を、ひも解く

山は代々受け継いできたものです。その経緯をかいつまんでご紹介します。
和歌山県田辺市の新庄という地区に私の家はあります。
地域の方がまとめておられる郷土史によると、この地域は古くから商人が多く、山間部から燃料や木材を仕入れ、大阪や関東へ販売するような商売をする家が多かったようです。
私の家も、倉庫や蔵からそのような記録がたくさん出てきますので、細々とそうした商売をしながら、自給自足で生活し、余裕があれば山林を購入して少しずつ少しずつ生活の基盤を固めていったようです。

この山は、そんな山林の一部です。

眠れる山、そのワイルドな現状

林道を歩くこと約20分、視界が開けます。ここがスタート地点。

一面人工林に見えますが、10年生から70年生までのスギやヒノキが生育しています。

また、自然攪乱によって広葉樹も一部侵入していて、植物の変化を楽しめる山です。
林道を歩くこと約20分、視界が開けます。ここがスタート地点。

一面人工林に見えますが、10年生から70年生までのスギやヒノキが生育しています。

また、自然攪乱によって広葉樹も一部侵入していて、植物の変化を楽しめる山です。

遊び倒せる山をつくる!

こうして私は、所有山林に「遊び倒せる山」を作る決意をしました。

さっそく自分が山林の状況を整理しなおし、空間利用目的の山林に転換できる場所はないか、検討しました。

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